日本で20年以上漢方相談の経験を積んできた漢方専門家によるアトピー漢方相談

横浜 同仁漢方薬局
店長 山根直子(リン)
元中国中医師
遼寧中医大学中医学部卒
漢方薬局アドバイザー
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アトピー性皮膚炎とは

アトピーという言葉は「奇妙な」という意味です。アトピー性皮膚炎の特徴は、「強いかゆみ」と「治りにくい湿疹」です。かゆみの為、皮膚を掻き、炎症を悪化させ、さらにかゆみが強くなるという悪循環を繰り返します。
アトピー性皮膚炎は治りにくい慢性疾患です。内因(皮膚バリア機能・免疫調節障害)、と外因(アレルゲンなど)によって発症します。 西洋医学的な治療は、ステロイド入り軟膏やプロトピックなどの免疫調整外用薬が主となります。終わりの見えないステロイド治療に不安を感じたり、湿疹が良くなったり悪くなったりしながら、結果的に徐々に悪化しています。

アトピー性皮膚炎に対する漢方の考え方

漢方では、アトピー性皮膚炎は「熱邪」・「湿邪」による炎症、「燥邪」による皮膚の乾燥・かゆみが原因と考えます。熱・湿は疲労、ストレスなどによる免疫力低下で発生します。
血や津液の生成が充分でないと、皮膚が乾燥する「燥」がおきることになります。体内の「熱・湿・燥」の改善によって、アトピー性皮膚炎を根本から治していきます。

アトピー性皮膚炎に対する漢方治療

アトピー性皮膚炎の漢方治療は当店得意分野で、個人に合わせておこないます。「証」によって、一人一人に合ったオーダーメイド漢方粉末・エキス剤・煎じ薬など使い、細かに治療します。アレルギー体質や皮膚のバリア機能の低下など改善して、最終的に外用薬を使わず、肌をきれいに保つことができます。
当薬局では最新循環式大型漢方煎じ器を導入して、毎日自分で煎じて飲むのが難しい方には、こちらの煎じ器で煎じて、アルミパックタイプの液体煎じ薬にお作りすることができます。ご自身で煎じる手間もなく、お好きな時にお飲みいただけて大変便利です。

アトピー性皮膚炎に対する漢方治療の費用

【オーダーメイド漢方粉薬・煎じ薬】1日分400円〜800円
アトピー性皮膚炎は治療方法のない難病でもありません。通常では2週間〜1ヶ月の服用で効果が現れます。 焦らず、根気良く治療を続けることが大切です。
漢方薬は「証」に合わないと、効目がないだけではなく、症状が悪化する方も多いです。今までいろいろな治療法を試しても、なかなか改善しない方にも、お気軽にお問い合わせ頂き、お試しください。

■ アトピー性皮膚炎に用いる漢方薬 ■

なかなか改善しない方には、オーダーメイド漢方煎じ薬をおすすめします。
● 血虚タイプ 皮膚の乾燥化、カサカサ、かゆみが強い
【生薬例】シツリシ 当帰 川きゅう 防風 乾地黄 甘草 何首烏 芍薬など
● 肝鬱気滞タイプ 皮膚が浅黒い、神経質、風邪をひきやすい
【生薬例】 牛蒡子 柴胡 桔梗 か楼根 薄荷 連翹 黄ゴン 山梔子 当帰など
● 湿熱タイプ: 赤みがあり、熱感が強い、炎症もひどい、化膿しやすい
【生薬例】 乾地黄 知母 蒼朮 防風 苦参 木通 甘草 荊芥 黄柏など
● 血熱タイプ 全身強い赤み、熱感が強い、イライラ、便秘など
【生薬例】 黄連 黄柏 山梔子 赤芍 石膏 桔梗 大黄 地黄 白花蛇舌草など
◇ アトピー性皮膚炎|当薬局の漢方治療実例 ◇

来店時 ステロイド軟膏たまに使用 

煎じ薬治療一年後 ステロイド軟膏使用なし


来店時、ステロイド使用なし
皮膚科から処方された漢方薬約2ヶ月使用中

当店の煎じ薬服用3ヶ月後
(ステロイド軟膏とプロトピック軟膏使用なし)


赤み、かゆみ特に目の回りがひどい
時々ステロイドとプロトピック軟膏使用

漢方煎じ薬治療、赤みとかゆみ改善、
10ヶ月後 プロトピック軟膏使用なし

首もきれいに治りました。
ステロイド軟膏も使用なし


たまにステロイド軟膏使用
ひじのかゆみと赤みがひどい

漢方煎じ薬治療4ヶ月後
赤みとかゆみ改善、ステロイド軟膏使用なし


来店時、赤み、かゆみがひどい
皮膚科からステロイド軟膏と漢方薬治療中

1年半後、当薬局漢方煎じ薬治療中
ステロイド軟膏約5ヶ月未使用


ご来店時、手・顔も含めて全身赤み、乾燥、眠れないほど痒みがひどい。

煎じ薬と漢方外用薬治療中、ステロイド未使用
手も顔もきれいになりました。

体も赤み、痒みなし
アトピー 治療前 同仁漢方薬局 年齢:30歳 
20歳の時にアトピー性皮膚炎と診断、ステロイド外用薬使用(アンテベート、デルモベートなど)

1ヶ月前からステロイド外用薬使用中止、症状悪化、顔、首を含め、全身痒みがひどく、乾燥、浸出液がつらい。ほかに頭が重い、寝た気がしない、手足の冷え、首・肩・背中がこり、花粉症がある。
    漢方治療9ヶ月後↓↓↓
漢方煎じ薬を使用、炎症がひどい為、漢方外用液や軟膏も併用した。
3ヶ月後赤みや浸出液は改善したが、痒みや乾燥がまだ残っていたため。抗ヒスタミン剤アレグラをひどいときに併用してもらうと、かゆみは50%改善した。
さらに6ケ月煎じ薬を服用し、ほぼ完治した。
最後ご来店の写真、顔、首など含めて、とてもきれいになりました。   ⇒⇒
アトピー 治療後 横浜 同仁漢方薬局

■ アトピー性皮膚炎治療のアドバイス ■

☆ 石けんは刺激少ないものを使いましょう。
アトピーの皮膚はとても敏感です。炎症を起こしている皮膚は表面が傷ついて、細菌、ダニやほこりなども侵入しやすく、炎症が悪化するおそれがあります。まず皮膚を清潔に保つ事が重要です。紫根など漢方生薬入れの延寿石けんをおすすめします 。
☆ 食生活の注意
「何を食べたときにアトピーが悪化したか」を知る事は大事です。一般的には、かゆみを誘発しやすいといわれる唐辛子、香辛料などの刺激物、香料や添加物・保存料・防腐剤が多く含まれる加工食品、お菓子など控えめにしましょう。
☆ 生活環境について
ダニやほこり、カビはアトピー性皮膚炎の直接の原因となったり、悪化させる原因といわれます。こまめに掃除をしましょう。布団はできるだけ日光にあてて干しましょう。ダニの死骸はアレルゲンになるので、布団を取りこんだ後には掃除機をかけるのも効果的です。絨毯やぬいぐるみはダニ、ほこりが溜りやすいので、なるべく置かないようにしましょう。
☆ ストレスにも注意を 
心理的な要因だけでアトピー性皮膚炎が発症することはありません。しかし、ストレスにより症状が悪化することが多いです。一刻も早く治したい気持ちはとてもよくわかりますが、その思いが症状を悪化させる原因にもなります。リラックスを忘れず、辛抱強く治療を続けることがアトピー性皮膚炎完治への近道です。
アトピー性皮膚炎の漢方相談は 045-262-3667 へ
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